あらすじ】
洋菓子の製造・プロデュース業を営むマザーズ上場企業のバウムクラストは、老舗の和菓子メーカーのM&Aに乗り出す。M&A 担当に任命された経理部長・堀田は M&Aの経験が全くなく、胃が痛くなるような日々が続いている。
堀田は飯嶋法律事務所に法務DD を依頼する。ボス弁の飯嶋は、法務DD が初めての4 年目弁護士・太郎に任せるがサポートとして元イソ弁の新堂をフォローにつける。財務DD は太郎の幼なじみの西野が現在経営する会計事務所に依頼。切れ者の新堂と西野の間で翻弄されつつもM&Aについて理解を深めていく太郎。
遅々として進まない対象会社の情報開示、怪しい数値だらけの資料、海外子会社の現地調査、一触即発ムードのマネジメントインタビューなど数々の難場を乗り越えて、ようやく終結に漕ぎつけたかと思われたその時、事態は急転する
目次
ストーリーでわかる初めてのM&A 会社、法務、財務はどう動くかを読んだ感想
物語で知るM&Aの世界
『ストーリーでわかる初めてのM&A 会社、法務、財務はどう動くか』を読んでみて、まず感じたのは「専門書なのに読みやすい!」ということでした。M&Aという言葉はニュースで耳にすることはあっても、正直これまで何を意味するのかもよく分かっていませんでした。しかし、この本は、難しい用語を並べるのではなく、ひとつの物語として展開していくので、自然に仕組みを理解できました。専門知識を分かりやすく解説するだけでなく、読み終えた後には一つのドラマを見終えたような満足感が残る一冊で、M&Aの入門書としても、ビジネスストーリーとしてもおすすめしたい一冊です。

